調和を取るということ

 東京の治療院のセミナー、4回目に参加して来ました。


 施術を学び始めた頃に課題だった「気が足りない状態」と「充足した状態」をどう認識するかという事について、今回自分なりの解釈を先生にぶつけてみました。

 私の解釈としては、身体のある部分に特定の動きを持たせた時に感じる違和感(頭痛に近い感じ)がある場合は不足、これが消えて行くと充足した状態である、と決めて対象(お客様だったり自分自身だったり)に向き合います。

 気の注入作業をする際、こういった具体的な指標というか、感覚(痛覚?)がないと、いつまで注入すれば良いのかが分からなくなるからです。


 先生の反応としては「それは正しい」という回答でした。もう少し説明を頂くと、気の注入作業というのは自分と相手との調和を取る、という事だと。つまり不和な状態(私の場合は頭痛を感じる状態)がどうやっても発生しなくなる所まで導く事が出来れば、それが気が充足した状態だ、と捉えるのは間違っていない、そうです。一緒に聞いていた他のセミナー参加者の皆さんも興味津々のご様子でした。


 自分で気づいたアプローチの裏付けが取れた事はもちろん嬉しかったのですが、この話をセミナー参加者皆で共有して、自分以外の人達の新たな気付きになれた事が嬉しかったです。

 これも一つの調和の在り方であり、より良く生きるという事は、気付きを共有するという事なのかなと思った日でした。生かし生かされているのですね。有り難い。


 出会いに感謝

整体院 ひふみ

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